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may_newseigo_20200719

英検1級・準1級☆背景知識がないと合格が難しい

こんにちは。英検特化型コーチのMayです。
社会や理科などの知識がないと英検上位級の合格証を手に入れることは難しいと実感することが多くなりました。それは、英検の難化、社会問題への関心の希薄、論理的に考える教育の遅れ・・・など原因かもしれません。
合格に苦戦している方いわく、問題が言っていることは、なんとな~くわかるんです。でも、背景の知識不足のため、点数が取れないみたいです。

例えば、今年度の長文で『南北戦争に関する』出題がありましたね。受験したRさんは、
「アメリカ ヴァージニア州の歴史館で見た当時の奴隷制度に衝撃を受けてリサーチしたことが功を奏した。お陰で、イメージしながらサクサク読めて、Q4問正解できた。」と。

生徒さんと一緒に英検受験し続けていると思います。
「英語力だけでなく、社会問題についての知識、論理的に考え発信する力を試されているから、英検が大学でもビジネスでも評価されているのかな」と。
英会話力ではなく、アカデミック、ビジネス、プライベートな場面でも相手と対等に話ができる☆英対話☆を目指すのなら、英検の勉強をしていることは、意義の大きい努力かもしれませんね。

1級合格するために礼子さんがしたこと

8年間アメリカに住んでいた個人英語塾主宰の40代

独学で苦しんでいましたが、ようやく1級に合格!
英検は英語力だけでは勝負できない。
国内海外の社会問題や歴史、科学、生物など幅広い知識がないと合格できない英検は、実社会で私が求められていることを気づかせてくれた。
アメリカにいたときに、集まりで経済や環境の話が出ると、全く会話についていけず恥ずかしい思いをした。
英語はペラペラなはずなのに。
そんな思いを二度としたくない、自分の生徒に同じ思いをさせないためにも、英検1級を絶対に取りたい、と強く思ったのが再勉強した理由。
まず習慣化したことは👇May先生のアドバイスを信じて続けたこと。

英検1級合格のために習慣化したこと by 礼子さん

1.TV クローズアップ現代(NHK)

2.TV  NHKスペシャル

3.ニュース(TV 日経 日本の英字新聞など)

  👆この3つの活用法は、トピックに関して
「自分がこの国のリーダーだったら、どんな施策をするか」「自分はこの考えに賛成。その理由は」
「この問題は解決できるだろう。その理由は」
などと、必ず3つのサポーティングアイディアを考える。とのアドバイス。
日本語でもいいけれど、各アイディアのトピックセンテンスは英語でチャレンジ。
わからないことも多いので、家族に「どう思う?」としつこく聞きまくった。「自分はこう思うけど、どう思う?」という繰り返し。家族の協力なしには、私の知識は広がらなかった。高校生の息子は、お陰で公民の成績が上がったのかもしれない(笑)友達にも聞いたり、聞いてもらったり、人とシェアすると記憶に残りやすいこともわかった。
煮詰まった時には、May先生にもクラス外でも質問した。
この継続は、エッセイと、2次試験で大いに役に立った。
TVは録画した。
毎日1トピックについては、考えるようにした。
また、NHKニュース【19:00&21:00】のサブ音声も今、世の中で起こっていることについて視野を広げる+リスニングに、もってこいだと思う。
*英検準1級の場合は、サポーティングアイディアは2つ。

4.エッセイ参考サイトの精読・音読

👆毎クラス前に、先生からエッセイ参考サイトがアップされる。これは、エッセイ、スピーキングのアイディアだけでなく、英語の幅広い表現方法、また、単語、熟語のビルドアップに役立つ。パス単をひたすら繰り返すより私には合っていた。
何より一定の長さのストーリーをちゃんと読むことで、長文問題を時間内に正確に読めるようになった。これは、大きな得点源になった。パス単を疎かにしたため、大問1はダメダメだったけれど、配点が高い?長文の方が合格には大切だと実感。

5.NHKラジオ(ビジネス英会話・ニュースで学ぶ現代英語)

リスニングに最適。特に、まとまった文章を聞く練習になる。しかも内外の社会で起こっていることにも強くなる。
先生に言われた通り、不明な単語など英語表現の意味を確認➔発話(マネする)を繰り返した。
どうしても覚えられない単語は、付箋を利用。
ネットアプリを利用した。再放送もあるので利便性が高い。

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社会問題に興味を持つワケ ~合格証を手に入れるために~

愚直に素直に取り組んだ礼子さん、
「合格証を手に入れて、先生に言われていた通り、世界が広がった。教養も身に付いたし、何より自信を持って準1級を目指す生徒にも教えることができるようになった」と。
礼子さんがやってきたことは、
大きな得点源であり、成果を出すのに時間がかかるエッセイ、スピーキングを伸ばす目的も大きいですが、長文でもリスニングPart2 1級ではPart4でも、ストーリーの背景知識があると有利になることに、お気づきかと思います。
何と言いましても、限られた時間で正確に『読む、聞く』 論理的に『書く、話す』ことが求められる英検。
知識を増やすための習慣化と、正しいトレーニングが効果をもたらすでしょう。

直近のライティングtopic

〔1級〕
環境 医療 IT 個人情報 外交 経済 ですね。
とすると、残っているトピックは社会問題は、
貧困 国際協力 教育 政治 自然災害 紛争 法律 移民 臓器移植 金融 歴史 労働環境 インバウンド 少子高齢化 外国人労働 犯罪 AI スポーツ・・・果てしない💦

〔準1級〕
環境(リサイクル) IT(ネット情報の信頼性) 給与システム(年功序列より業績次第)

*残っているトピックも、既出の環境、経済などの知識がないとサポーティングアイディアが書けない可能性があります。
良い実例があります。
1級 2022年2回目のエッセイトピックは「環境」でしたが、2022年3回目のトピック「工業化」のサポーティングアイディアとして、「環境」のアイディアの1つとほぼ同じモノを書いた受験生は、97%取得しています。
失敗した回も復習も怠らず、継続的なトレーニングが実を結んだのですね。

学生が合格するためには、家族の協力が大切

以上のように、社会経験が浅い学生が、英検上位級の合格証を手に入れるためには、大変な努力が必要な場合があります。
特に、エッセイで何を書いて良いかわからない、2次のスピーチ、QAに論理的に答えられない、といった声を聞きます。
帰国子女でも、社会問題への関心が希薄であると、難しい試験です。
もちろん、経験がなくともニュースに興味を持ち、自分の意見をしっかり持っている10代もいますが、論理的な展開をすることは苦手な傾向があります。
ご家庭での「ニュースに興味を持つ。自分で考える」環境作りは将来にも役立つと思います。

Thank you for reading this blog.  ご縁に感謝♡

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