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CEFR

英語教育における英語4技能 は終わった?

こんにちは。May English代表の内藤真由美です。

2019年8月のように渡英しての Cambridge Bell Teachers Academy での学習に替わって、今夏は週2回オンラインで世界の講師仲間と学んでいます。

『4技能学習』の考え方は終わった

コミュニケーションに必要な要素は、Listening Speaking Reading Writingではなく、以下の『3つの活動タイプ』であるとCEFR(後半で解説)で言われていることが納得できた夜でした。

  • Reception  受け入れること:社会的生活の中で遭遇する話題を理解する
  • Production   産出:幅広い話題について、明確で詳細な文章を作ることができる
  • Interaction      交流:緊張せずに互いに発話のやりとりをする・協力する

一般的には以上の3点であるが、Bell Teachers AcademyのCilvana講師は、Mediationの重要性を説いています。

  • Mediation   仲介:複合言語活動ができる人材、多言語状況で媒介活動ができる人材の養成や教育が必要になる。この仲介者は、言語に長けているだけでなく、異文化に精通している必要がある。

これらの考え方によれば、

May Englishの『ニュース英語』『異文化理解』アプローチは理に適っている!?

「言語教育にとって、異文化に対して理解ある態度や行動がとれることや、多文化空間に身を置いたときに適切に行動できる能力の育成は重要である」

参考:CEFR から見た育成すべき言語能力とは何か 平高 史也

「CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)」

「外国語の学習・教授・評価のためのヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR: Common European Framework of Reference for Languages)」は、言語の枠や国境を越えて、外国語の運用能力を同一の基準で測ることが出来る国際標準です。
CEFR は、学習者、教授する者及び評価者が、外国語の熟達度を同一の基準で判断しながら、学び、教え、評価できるように開発されました。。CEFR の等級は A1、A2、B1、B2、C1、C2 の 6 段階に分かれており、その言語を使って「具体的に何ができるか」という形で言語力を表しています。

~~~ 以下参考まで ~~~

段階 CEFR 能力レベル別に「何ができるか」を示した熟達度一覧

C2
聞いたり読んだりした、ほぼ全てのものを容易に理解することができる。いろいろな話し言葉や
書き言葉から得た情報をまとめ、根拠も論点も一貫した方法で再構築できる。自然に、流暢か
つ正確に自己表現ができる。
C1
いろいろな種類の高度な内容のかなり長い文章を理解して、含意を把握できる。言葉を探して
いるという印象を与えずに、流暢に、また自然に自己表現ができる。社会生活を営むため、また
学問上や職業上の目的で、言葉を柔軟かつ効果的に用いることができる。複雑な話題について
明確で、しっかりとした構成の詳細な文章を作ることができる。
B2
自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的な話題でも具体的な話題でも、複雑な文章
の主要な内容を理解できる。母語話者とはお互いに緊張しないで普通にやり取りができるくらい
流暢かつ自然である。幅広い話題について、明確で詳細な文章を作ることができる。
B1
仕事、学校、娯楽などで普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば、主要
な点を理解できる。その言葉が話されている地域にいるときに起こりそうな、たいていの事態に
対処することができる。身近な話題や個人的に関心のある話題について、筋の通った簡単な文
章を作ることができる。
A2
ごく基本的な個人情報や家族情報、買い物、地元の地理、仕事など、直接的関係がある領域に
関しては、文やよく使われる表現が理解できる。簡単で日常的な範囲なら、身近で日常の事柄
について、単純で直接的な情報交換に応じることができる。
A1
具体的な欲求を満足させるための、よく使われる日常的表現と基本的な言い回しは理解し、用
いることができる。自分や他人を紹介することができ、住んでいるところや、誰と知り合いである
か、持ち物などの個人的情報について、質問をしたり、答えたりすることができる。もし、相手が
ゆっくり、はっきりと話して、助けが得られるならば、簡単なやり取りをすることができる。

参照:British Council英語教育・英語 4 技能試験について